老眼鏡

とある邦画を観ていて違和感を感じたので、原作を読み返そうと開いてみた。

ところが、70年代初頭の全集なので、2段組のうえ活字が小さく、なんとも読みにくいのだ。

久しく読書用の老眼鏡を変えていなかったことに気づき、同じように眼鏡が合わなくなっていた相方共々、いそいそと眼鏡屋へ出向いたのが2週間ほど前である。

これまでのメガネ・フレームといえば、判で押したようにボストン・タイプばかりだったので、今回はハーフ・リム、それも相方が好きな下にフレームがあるタイプを選んでみた。

気に入ってしまえば無意識でそれを選択してしまう私としては大冒険である。

お気に入りのフレームを見つけ、キャッキャとはしゃぐ相方に感化された訳でもないが、結局は、読書用だけではなく、普段使いの遠近両用までもこれにしてしまったのだ。

ここまで形を変えると、イメージはかなり変わってくる。それが吉なのか凶なのか、私にはいかんともしがたい。

それでも、メガネ・フェチを自称する身としては『たまには違うイメージのフレームもいいかな?』などと、鏡に映った自分に言い聞かせている。