パリ・オペラ座のすべて

2020/04/09Favorite

パリにあるオペラ座のダンサーを軸にしたドキュメント作品である。

踊りに関して言えば、その昔、ディスコが全盛だったころ、酔った勢いに任せて身体をくねらせたことぐらいしか記憶に残っていない。

そんな私が、Youtubeで偶然に見つけた、モーリス・ベジャール氏の振り付けによる【I was bone to love you】の動画に驚き、バレーに詳しい方からパリ・オペラ座バレー団のDVDを拝借した経緯については、数年前に【苦手なもの】として書きとめてあった。

今回、そのパリ・オペラ座バレー団のドキュメント映画に触れ、あらためて、その素晴らしさに驚かされてしまったのである。

350年という歴史もさることながら、154名のダンサーと1500名にも及ぶスタッフによって作りだされる芸術を、表現力に乏しい私では、圧巻という言葉でしか言い表せないことが、苦々しく思われてしまう。

弛(たゆ)まぬ修練で天分を磨き、それを手段として表現するのが芸術だと思う。その手段は、楽器であったり、絵筆であったり、時として文章であったりと様々であるが、ダンサーの場合は己の肉体なのだと思い知らされた。

映画の終了間際2:29あたりから始まる女性が独りで踊るシーンが、そのことを確信させてくれたのだ。

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Posted by Haru