OLD CROW RESERVE
【オールド・クロウ・リザーブ】

2018/05/20my Style

オールド・クロウから新製品が発売されていた。

通常は3年熟成のところを、4年熟成し86Proofで瓶詰めされている。アメリカでの発売は4年ぐらい前らしいが、日本では、最近になって出回るようになったようだ。

出入りの酒屋によれば、並行輸入品のみのため、安定供給は難しく、在庫が吐ければ次回の入荷は未定とのことだった。

オールド・クロウといえば、私も30代の頃には盛んに呑んでいた1本だ。トレード・マークでもあるカラスの絵柄を見れば、すぐにそれと判るほど、バーボン好きには馴染みのある銘柄で、味にも個性があり、黒烏のファンも多かった。

それが、経営難からだろうか、大手のジム・ビーム社に身売りした途端、まったく個性の欠片も無い普通のバーボンに成り下がってしまったのだ。それは、同社のホワイト・ラベルだと言って出されても、判らないほどの変化だった。

昔の味を懐かしみながら、それを肴に呑むのは楽しいものだ。しかし、それに執着するあまり、現行品と比較し糾弾する図柄には些か興醒めしてしまうのも事実である。

血眼(ちまなこ)になってオールド・ボトルを探し回り、運良く手に入れたところで、当時が蘇ってくる筈も無い。増してや、保存状態が悪ければ、本末転倒の結果が転がっている。

とは言え、昔の物は旨かったことに間違いないから始末に悪いのも事実なのだ。

閑話休題。

そこで、この新製品。通常品よりは少しだけ度数が高くなっている。たかが6Proof。されど6Proofなのだ。

大手に身売りしたために、すっかり骨抜きになってしまったカラスが、ココに来てチョットだけ昔を思い出してくれたようである。

今夜は、嬉しい出逢いに感謝しながら、軽く一杯。

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Posted by Haru