カテゴリー: Book

酒場詩人の流儀

吉田 類(著)中央公論社 2014 某TV番組で有名な著者による紀行エッセイである。 件の番組は、薦められるまま数回観たことがあるのだが、面白さが判らなかったことと、TV番組特有の押し付けがましさに辟易してしまい、匙を投 […]...

【マジ】と【ヤバイ】の克服

相方と出かけた定休日。彼女の用事が済むまでの時間つぶしに買った雑誌がツボに嵌ってしまった。 日本語とは語彙の言語だと信じて疑わない私としては【マジ】と【ヤバイ】で全てが完結してしまう当世に、ほとほと呆れ果てていたのだが、 […]...

二重生活

小池真理子(著)角川書店 平成24年 心理学を専攻する大学院修士課程の主人公が、ソフィ・カルによる【何の目的もない、知らない人の尾行】の実行を思い立ち、隣人の尾行を始めることで物語が進んでいく。 その行為は【文学的・哲学 […]...

飢餓海峡

水上 勉(著)改訂決定版 河出書房新社 2005年 久しぶりに再読した。 この作品が初版された1963年といえば、私が11歳のときだ。おりしも、家族で内地へ転居してきた年でもある。そのときも、北海道から内地へ渡る唯一の交 […]...

明日の記憶

荻原 浩(著)光文社 2004年 競っている訳ではないが、最近の読書量では相方に大きく水を開けられている。私がもっとも読書に精を出していた三十路のころに勝るとも劣らないだろう。 数日前に『読む本が無くなったぁ~』と叫んで […]...

博士の愛した数式

小川洋子(著)新潮社 2003年 交通事故が原因で、記憶が80分しか持たない【博士】、その義姉である【未亡人】、家政婦の【杏子】、その息子の【ルート】この人たちの心のふれあいを、【博士】の専門である数学と、好きな野球を絡 […]...