Violin Concerto

Peter Tchaikovsky Violin Concerto in D major Op.35
Felix Mendelssohn Violin Concerto in E minor Op.64
Anastasia Chebotareva(vio)

とある映画を観たお陰で、やにわに湧いてきたヴァイオリン熱。ここにきて、とうとうCDを買うまでになってしまった。無論、見ての通りジャケ買いである。

言い訳がましいのを承知で言えば、京都に住んでいたころ、連れて行かれた名曲喫茶で【ツィゴイネルワイゼン】を聴いて以来、ずっとヴァイオリンの音が好きだった。

当然、その演奏の評価など判らなかったし、ソリストの名前など知らなかったのだが、どこかで聴いた旋律と、空気を切り裂く鋭角的な音が、しばらくは耳から離れなかったのだ。

なによりも、その音が、あんな小さな楽器から出ているとは、にわかには信じがたかったし、それまで馴染みのなかった名曲喫茶なる場所に興味が湧いたこともあり、しばらく通い詰めた時期でもあった。

とは言うものの、所詮は付け焼刃である。それにも増して、そこの名曲喫茶は、コーヒーが一杯¥500もした。70年代初頭で、この価格は贅沢品の範疇である。

絵に描いたような極貧暮らしだった私には負担が大きすぎた。週に3回が1回になり、それがひと月、半年と、次第に足が遠のき、気がつけばジャズだらけの暮らしに戻っていた。

あれから40年余りを経て、にわかに再燃しだしたヴァイオリン熱。

いつまで燃えてくれるのかは予想できないが、まずは【4大ヴァイオリン・コンチェルト】を中心にYouTube先生から教えを乞い、気に入ったアルバムを聴いてみることにしている。

因みに、記憶を頼りに、はじめて聴いたアルバムを辿ってみたところ、やはり【ヤッシャ・ハイフェッツ//Jascha HEIFETZ】で間違いないようだった。

ここでも、またYouTube先生のお世話になってしまった。サックスの練習といい、重ね重ねYouTube先生には頭が下がりっぱなしである。