潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(原題:Wrestling Ernest Hemingway)

一言で表現すれば【ジジイの友情と恋物語】である。

取り立てて山場があるわけでもなく、もちろんサスペンス、バイオレンスなどの類も無い。物語は淡々と進んでいく。しかし、いつしか引き込まれてしまうのだ。そして、得も言われぬ温もりを感じながら観終ることができた。

脚本の秀一さに加えて【ロバート・デュヴァル】【リチャード・ハリス】【シャーリー・マクレーン】【サンドラ・ブロック】その上【パイパー・ローリー】をはじめとした、名脇役が顔を揃えているとなれば、当然とも言える。

たとえ、私が同年代のジジイであることと、こんなジジイを目指していることが、最大の理由に他ならないことを、重々承知しているとしてもである。

掛け値なしで面白い作品だった。

ここでも【ジジイの作品に外れ無い】の格言は生きていたのである。